こんばんは、
台風19号が日本縦断中です。

みなさん、くれぐれもご注意ください。

さて、私は、
無宗教ですが、
実は、一番好きな時間の一つが、
座禅をして、
自分自身をゆっくり感じる時間です。

本日の10月13日が、
私の38歳の誕生日にもあたります。
そのため、自分へのご褒美として、
座禅好きな人に勧められていた、
熊野の清流のほとりで、
「座る」計画をたてていました。

でもさすがに、
一泊だけで、
その清流の近い
那智勝浦駅までは、
しんどいし、
お金も時間も
もったいない。

とは言うものの、
土曜日の診察終了後の時間では、
電車で、那智勝浦駅までいけない。

このジレンマから、
無謀にも、
11日診察終了後、
レンタカーを借りて、
車で、那智勝浦まで、
向かう事にしました。

普段あまり、運転しないし、
自動車の運転は、
あまり得意で、ないですが、
その清流のほとりで、
静かに「座る」ワクワク感と、
意外に、
自動車のなかの、個室感が快適で、

疲れましたが、
楽しく、運転する事ができました。

結局、
那智勝浦の旅館に着いたのが、
夜の2時を回っていました。

へとへとになりましたが、
旅館の方が、なんと、
温泉の鍵を開けていてくださり、
真夜中に温泉独り占めできました。

本当にやさしく愛のあるスタッフの方々で、
いつも気持ちが癒されます。

今回のような繁忙期でも
1泊素泊まり個室で、6000円は、

オーナーの愛以外の何ものでもないと思います。

旅館は、すぐ、10m先が 太平洋で、
窓から、海が一望できます。
到着時、深夜には気がつきませんでしたが、

朝になって、窓の外の海を見ると、
ものすごい、
海のうねりでびっくりしました。
写真いちのたき

台風の影響が、
すぐそこまで迫っていました。

ただ、私の、日頃の行いがよいのか?
翌日の12日は、雨は降らず、

予定通り、川で、静かに、
「座る」時間を持つ事ができました。
写真こさがわ

そして、お祭りの速玉大社、
那智大社、
最後に
名古屋の熱田神宮にお参りして、
大型の台風から逃げるように、
今回の旅の帰路についております。

帰路にみた大荒れの七里ケ浜
写真七里ケ浜

また、那智大社では、
久しぶりに、
山口光峰さんにご挨拶することができ、
非常にお元気で、すごくうれしかったです。

今回は、旅を振り返ると、

とても、盛りだくさんの、旅になりましたが、
意外にしっかり静かに、時を過ごす事ができ、

38歳への
心持ちを実感できた事は、収穫でした。

ちなみに37歳の抱負を
昨年のブログから振り返ってみますと、

変化をすることへ勇気をもつこと、
それに対しての断固たる決意。

でした。

この一年、変化を恐れずに、
チャレンジできたと自分に甘く評価しています。
そのためか、変化しすぎて、
1年前が、かなり昔の感覚です。

そして、今年、

38歳の決意は、

自分の分(ぶ)を自覚する。

1年にしたいと思います。

よく成功哲学などで、
「自分の制限領域を広げよう!」と
気合い入りまくりの 
本などを読んだ事がありますが、

ある時期に、
ある部分そのような姿勢は必要です。
しかし、今回、台風に追われる形で、
うねりの激しい海と2晩、
あい対していて、
人間の征服意欲 
そのものが、
とてつもない勘違いではないかと、
いう気持ちにさせられました。

全宇宙のなかで、
人間が生きる事ができる、
範囲(条件)は、非常に狭いです。
温度がマイナス 30度から 
プラス40度 付近までの環境
空気がある環境、
紫外線の許容範囲、
放射線の許容範囲、
重力の許容範囲、
気圧の許容範囲、
それらは、
地球規模で見るだけでも、
非常に限られています、
がんばって、
人間の生存領域を、広げようと、
宇宙へ行こうが、
深海に潜ろうが、

エアコンつけようが、
ヒーターをつけようが、
できる事は、
たかが知れています。
大地震、噴火、日照り、洪水、
などが少し起これば、
人間など、
ひとたまりもありません。

以前、チャンネルSで
グレートジャーニーの関野吉晴さんが、
「大自然のご機嫌の隙間をぬって、
旅をさせていただいた。」
とおっしゃっていましたが、
まさに、この言葉が、
人間の自然との立場を、
的確に表している気が、
私にはします。

そもそも、
大自然は、宇宙は、
人間の事など、
全く考えていないでしょう。

そんな巨大な、無限のものが、
我々の事を考えてくれていると思う事自体が
傲慢だと私は思います。

つまり、大地震を、
「神様のお怒りだ。」
などという考え、
そのものが、
人間の人間中心でしか考えられない、
傲慢さの表れかもしれません。

大自然は、人間に無関心なのです。
大自然の立場からすると、
自分を、人間が荒らしてくると、
普通に、大自然の秩序を戻さなくては、
という気持ちになるだけでは、
ないでしょうか?

身体のなかに、常在している、
ヘルペスウィルスが、
唇にでてきた時、
人間は、ヘルペスウィルスに、
「何かの、教示的な考えを抱くでしょうか?」
ただ単純に、
唇からいなくなってほしいと
思うだけではないでしょうか?

私たち人間は、
私たちの分を自覚し、
大自然のご機嫌のおこぼれで、
人生を楽しむという
意識が必要だと思います。

では、

私たち、ちっぽけな人間は、
無限の大自然に、宇宙に
影響を与える事は、
不可能なのでしょうか?
結局、
無限に対して
卑屈になるしかないのでしょうか?

そうでは、ないと私は思います。

実は、制限領域を広げて、
「征服」しなくても
影響を与える事は可能なのです。

そのために、どうするか?

まず、
自分自身の身の程をしることから、
始まります。

そもそも、
人類はいままで自分自身のことを
誤解していたのではないでしょうか?

「征服」思考は、
自分自身を3次元の個体としか
とらえられていないため、
そのような、知性のない、
下品な発想になってしまう。
そして、
その発想がうまくいかない事は、
歴史が証明しています。

自分自身は、
3次元ではないのです。
時間軸も含め、
4次元であるし、
自分の言葉、態度、雰囲気、行動、匂いは、
様々な人や、他の生物、そして、物体へ、
様々な影響を与えます。
それが、また別の人、生物、物体へ
伝播していきます。

まるで、

「波」のように、

現実は、
自分自身の自己認識を
3次元の個体ではなく、
「波の発生源」ととらえる必要が
あるのではないでしょうか?

そして、波が、全体に影響を与えるとき、
「力」は、ほとんど不要です。
自分の分をしり、
周りの環境を感じ、
それにきちんとあった、波を少し、
自分から起こす事ができれば、
予想もしなかったような、
美しい和音、
ハーモニーが形成され、
全体に大きな波へと
変化することがあります。

大人数の
楽団の一員であっても
自分の奏でる音が、
その楽団全体の音楽に、
大きな影響を与える事があります。

その場合、
楽器で大きな音を出す
という意味ではないと、
ご理解いただける事でしょう。

それこそ、が、
ちっぽけな有限の無力な人間が、
大きな無限の宇宙に影響を与える、
貴重な手段なのです。

今回の旅で、
そのような、
ものすごい気づきを頂きました。
無力な自分が、
この事に気づくだけで、
深い万能感を得る事ができました。

そのためには、
自分の分を知る。
そして、
患者さん、それから、自分を取り巻く人々、
そして、
自然にしっかりと向き合っていく、
(自分としてはサーフィンなど、、)
その上で、よい波を起こす自分でありたい。
そんな38歳にしたいです。

今日も、最後まで読んでいただき本当に感謝です。
そして、台風の進路の方々は、くれぐれもご注意ください。

明日は、予定通り診療いたします。

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写真 台風前の那智の大滝
写真なち大滝