MRIという器械は
小さな診療所にとって大変な投資です。

しかし、どれだけ大きな投資といっても
地域の方 来院される患者さんに見返りがあるから 投資する訳です。
大きな買い物であればあるほどもちろん 考えに考え尽くされた上でのチャレンジです。
しかも自分一人の 考えだけでなく
この診療所に関わってくれている方、
MRIを導入することでなんの見返りもない方からの
厳しいチェックが入った上でやはりこの相武台には必要だろうと思い決断いたしました。

そのため
これから9月の導入に向けて少しずつ MRIがあることで 相武台の方がどのような恩恵をこうむるのか
紹介していこうと思います。

今現在、脳梗塞の原因の1つとして、
内頚動脈(首のところに触れる動脈)に血栓がたまることが原因の1つに考えられています。
その血栓に対して、もちろん最初は 生活指導や 薬の内服で脳梗塞の予防をしていきますが、
血栓が大きくなりすぎて内腔の半分以上を占めてきているような状況や、血栓がゆらゆら動いたり。中で出血したりしている場合には脳梗塞の予防として手術が推奨されています。

しかし手術といっても 方法は
①実際にメスを使って術者の肉眼で見て血栓をとる手術
②局所麻酔で細いストローの様なもの(カテーテル)を足(股の付け根)の血管からいれ、エックス線の透視をみながら病変部に ステントといって血管の内腔を広げる金属を入れる、カテーテル治療
の二種類があり
それぞれ状況によって、効果と危険性が違うのです。

今回のMRIの強みの1つにその
手術方法を決める上で
あるいは手術をするかしないか決める上でもかなりはっきりとした、
安心できるデータが取れるという
強みがあります。

しかもそのデータはMRIはMRIでも今回導入の日立 1.5T EchelonRxは特にそのデータ解析能力に優れており、発売されてまもない本当に最新の機種です。

MRIには磁場強度からすると3Tといって
さらに磁場強度が強く
画像としてはもっと細かいところまでみれるものも発売されてはいますが、
今回の話題のような状況では血栓の性状の解析が重要となるのですが
こと血栓の性状の解析となると
今回の1.5Tの方が、データ解析が進んでおり安心できるデータが取れると私は考えています。

ではなぜそのようなデータをこんな小さな診療所でとることが必要なのか?
また少しずつ書かせていただきます。

今日は少しお話が込み入ってしまい申し訳ございませんでした。
今後、少しずつ小出しに噛み砕いていきます。
最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。