Truth is on the side of the oppressed.
    マルコムX(1925-1965)
アメリカの黒人公民権運動活動家

写真3こんにちは、

新緑の季節、なんとなく、
「うずうず」する不安定な若葉の香り、

夏に向けてとても気持ちがよい
日々に感謝です。

私は、昨年の年末以来5ヶ月ぶりの休暇を
このGWに、いただいておりました。

その間、
開業後、毎年休暇を過ごしている
那智勝浦、それから
実家のある香川県を訪れておりました。

毎日毎日追われている雑事から離れ、
頭の中を無にする時間は、
非常に私にとって大切です。

素朴ながら、圧倒的な存在感の滝原宮、
雄大な象鼻山に抱かれるように、佇む金比羅さん
弘法大師の生まれ故郷善通寺、

写真1

1000年以上前から、
人間が、「心の底」で何を望んでいるのか?

その「場」に足を踏み入れると、
自分自身の進むべき道を
静かに指し示していただいている感じがします。

おかげさまで、今年の7月で、
当院は3周年となり4年目に突入いたします。

最近自分の中で強く、感じており、
この旅を通してさらに明確になったことがあります。

それは、
「いままで、自分の弱さに向き合ってこなかった。」
という事実です。

「のんびりとした、大学生活から
一変、医療現場の最前線に飛び込んで以来、
自分自身の最も忌み嫌っていたことが
自分自身の弱さ、だったのだ。」
と、

最近になって漸く
気がつくようになりました。

今までは、
自分の弱さを嫌っている事すらも
気がついていなかったのです。

自分自身の弱さ、
弱点をとことん忌み嫌い、
「ない」ものと扱い、
虚勢をはって、戦う。

 

ある時期において、
そのような態度は必要かもしれません。
しかし、段階が落ち着けば、
いつまでもそのような態度をとることは、
非常に片手落ちです。

なぜなら、自分自身の弱さは、
「ない」ものではなく、

実際に存在する自分自身だからです。

弱さを忌み嫌うことで、
その弱さが他人に映し出されてしまうと、
自分自身の意図に反して
その人への嫌悪の感情が漏れてしまう。
現実的には、
これは、大なり小なり、
多くの方がとってしまう態度かと思います。

ご自分の中での、
タブーな行為を行う人を
皆さんは、嫌いになってしまわないでしょうか?

電車で携帯電話話す事は、悪い事だ!と強く、思い込んでいると
もし、電車で携帯電話を話す人がいたら、その人のことは、
嫌いになってしまうでしょう。

本当は、飲酒が大好きなのに、
酒を飲む事は、人の道に反すると強くおもっている場合、
お酒におぼれてしまっている人を見ると
その人のことを極端に嫌ってしまうことがあるかもしれません。

しかし、自分自身を向上させようとして、
自分の弱さを極端に忌み嫌い、
存在しないものと押し込めていたとしたら、、
リーダー的な人間が、そのような態度をとっていた場合、
どのような状況になってしまうでしょうか?

実は、その弱さは、何らかの形で、
自分を取り巻く職員、患者さんに存在するもので、
いくら私がにこやかに対応していたとしても、
ご縁をいただいた方たちを、
無意識に、とても追い込んでしまいます。

今回の旅を通して
自分自身と向き合う中で、
そのような自分の態度を
恥ずかしながら強く感じました。

そろそろ、その弱い部分と
きちんと向き合う段階がきたことを感じます。
自分の弱さは、忌み嫌って、
戦い合う相手ではなく、
静かに、向き合うもの。

その態度を身につける事で、
病を患って 
私に会いにきていただける方に対して、
病ごと存在を否定されない
「ほっと」するような
診察室を提供することができたなら、
それは、
究極の診療所の姿かもしれません。

そして、さらに、
今回の旅で強く気がつく事ができました。

「自分の弱さは、自分の可能性である。」

今回も、おつきあいいただき本当にありがとうございました。

(写真上 善通寺境内 弘法大師生誕時から生い茂っていたとされるクスノキ)
(写真中 弘法大師生誕の地、善通寺境内五重塔)
(写真下 5月4日 那智勝浦にて)

 

写真2

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